北京市 『北京市による高精尖産業技術革新体系構築の実施方案』
概 要
北京市経済情報化局は6月20日、『北京市による高精尖※1産業技術革新体系構築の実施方案』(以下、「実施方案」)を公布した。
実施方案は、北京市が五大工事建設により産業の技術革新体系を自主的に構築し、一連の奨励措置を通じて高精尖産業技術革新を推進することを示している。
1つには、京津冀※2協同発展メカニズムの役割を発揮し、地域産業の分担協力を継続して改善し、産業発展における困難攻略のニーズを保障し、革新的な成果の転換を後押しする。
2、資金の支援を強化する。国家製造業イノベーションセンター、産業イノベーションセンターの建設、運営および成果の転換という異なる段階において、複数の方法による資金援助を採用する。産業の基礎工事実施方案に基づき奨励金・補助金の付与を支持する。イノベーション力による建設効果が著しいものに対しては、研究・開発費支出の絶対値および相対の割合が高く、知的財産権、標準、品質など重要なイノベーション指標の向上が早い企業の技術センターに奨励金を付与する。
3、人材育成を加速する。人材誘致への支援を強化し、国家レベルの北京市の人材の戸籍登録、子女の入学、住宅の保障、車両へのナンバープレート登録に関する政策の実情を踏まえて実行する。
※1 高級、精密、尖端を略したもので、製品がハイグレード、精密、尖端技術/時代をリードする地位であることを指す。
※2 京(北京市)、津(天津市)、冀(河北省)。