商務部が「中国対外投資提携発展報告書2020」を発表
商務部は2021年2月2日、「中国対外投資提携発展報告書2020」を正式に発表した。「報告書」では、「安定的且つ革新的な経済の発展」を年間テーマとし、2019年度における中国の対外投資の提携・発展の特徴及び経験を全面的に総括し、関連する政策を体系的に紹介し、将来の発展の展望を述べている。
「報告書」では、一部の省(自治区)や市における対外投資提携の実施状況、成果、地方支援政策等を紹介し、さらに企業の典型実行例について分析し、提案を行っている。「報告書」は、発展概観編、政策措置編、地域提携編、業界発展編、地方発展編、企業実践編、の6つの編に分かれている。
商務部は、2010年から「中国対外投資提携発展報告書」の編集を始めているが、この「報告書」は、現在では対外投資提携公共サービス体系の中の重要な部分を占めている。「報告書」が中国から進出する企業がより良い対外投資提携を行う際の参考となり、企業が国際的な経営能力や経営水準を向上させ、各種リスクに挑戦し、対外投資提携の高品質な発展を推進し、新発展の枠組み構築においてより大きな役割を果たすことを支援することが望まれている。